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お知らせ

2022年1月7日

会員の皆様へ

2022年のご挨拶と新講座スタートのお知らせ

年頭のご挨拶

AHIS会員の皆さん、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまでAHISは1月9日で8周年を迎えることになりました。
これもひとえに皆様のご贔屓ご支援の賜物と感謝しております。

2022年は、嗅覚反応分析士が社会でより一層必要とされる取り組みを進めてまいります。
まずは「メンタルヘルス」「健康経営」の領域で活躍できる嗅覚反応分析士の育成のための新講座をスタートいたします。この新講座を皮切りに、各領域の専門家を招いて嗅覚反応分析の活用の可能性を広げていきます。

また昨年から引き続き、トレーナー・シニアトレーナーといった上位資格者の育成、会員の皆様向けにオンラインでの新たな取り組みなどに注力してまいります。
本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

一般社団法人健康包括支援協会(AHIS) 代表理事  軍場大輝

新講座「AHISメンタルヘルス講座(仮称)」がスタートします

AHIS顧問であり、労働衛生コンサルタント(産業医)として多くの企業のメンタルヘルスに取り組んでいる櫃本真聿医師が企画・監修し、さらには講座講師としても登壇いただく新講座「AHISメンタルヘルス講座(仮称)」を嗅覚反応分析士の有資格者対象に新たにスタートすることとなりました。
本講座を学ぶことで目指すゴールは『企業における健康経営や医療分野における未病分野で、嗅覚反応分士として活躍できるスキルを身に着ける』ことになります。
嗅覚反応分析を個人としてセルフケアに活用するだけでなく、関わる方への「セルフメンタルヘルスケア支援」に活用できるようになるために、櫃本真聿医師が培われてきた知識と経験を特別に伝授いただける大変貴重な講座となります。

講座の受講申し込みは詳細が決まり次第、先行予約申込者から優先的にアナウンスさせていただきます。
受講を希望される方は以下のリンクから先行予約(先行予約期間:1月18日まで)をできる限りおこなってください。
 
<新講座「AHISメンタルヘルス講座(仮称)」先行予約URL>
https://juko.ahis.or.jp/seminars/603
★先行予約特典(先行予約期間:1月18日まで)★
1.本申込時に受講料20%OFF
2.受講申込優先案内
※先行予約申込は、有資格者の申込者本人のみが対象です。権利を譲渡することはできません。
※先行予約自体に費用は発生いたしません。先行予約申し込み後、講座申込がなされなかったとしてもキャンセル料など費用の発生もありません。
※先行予約の権利は、初回開催のみ対象となります。録画配信や第2期以降は対象外です。
 

顧問の櫃本真聿医師より会員の皆様にメッセージ

これまで自然災害(地震や豪雨等)を直接的にも間接的にも経験することで、安全・安心を守るのは行政や専門家ではなく、住民自身の「セルフケア」があってこそだと理解はしていたつもりでした。しかしこの2年にも及ぶコロナ禍において、安全・安心を行政や専門家に結局は委ねてしまったことで、厳しい現状を招く事態に直面し、セルフケアの難しさと重要性を改めて痛感させられました。

ここで挙げた「セルフケア」は狭義に捉えず、「自らをエンパワーしてコントロールする意識や行動」と解釈してください。医療・介護はもとより、行政や専門家頼りではセルフケア力は下がるばかりです。今後さらに進行する高齢社会をイメージすると、これまでの予防とは異なり、慢性疾患や認知症などは、誰もがなりうるということを前提とした、新しい「予防の観点」が必要です。疾病予防といった狭義ではなく、健康を包括的に捉えた、自分らしく生きるという生活全体を重視した、真の健康づくりに向けたセルフケア意識を醸成しなければなりません。予防は備えであり、やりたいことができるために、自分自身をいかにコントロールするかにかかっています。そのためには「己を知る」ことが不可欠であり、それを継続的にモニタリングすることが大切です。

ともあれ、「自分らしい生き方」を実現するための「セルフケア支援」を目指してきたAHISの方向性が、これまでもそしてこれからも間違いないことを確信することができました。今更ながら、AHISの先見性に敬意を表したいと思います。今後はさらに、“健康包括”の考え方のもと、AHISから多様な機関との連携を深め、セルフケア支援に重点をおいて、生活を支えるネットワーク作りなどの活動を展開していかれることを心から期待しております。

また会員の皆様には、これまでの活動の延長線上で、メンタルヘルスへの取組みに積極的に関わっていただきたいと、強く願っています。

ストレスにさらされ、自律神経失調症を起こし、うつ病へと進行するケースは、コロナ渦の影響もあり、今後増加していくことは明らかです。治療薬が進歩しているとは言え、一方でその限界が指摘されているため、多様なセルフケアによる対処方法について、盛んに情報発信されているのはご存じだと思います。中でも自律神経系の支配下にある血圧や体温、心拍などのグループにありながら、唯一自分の意志でも調整可能な「呼吸」の活用による「マインドフルネス」が注目され、効果事例も数多く報告されています。

その観点から考えると、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)において、他の動物に比べて活用されていない「嗅覚」に着目することは意義深く、セルフケアに活かせる潜在能力の賦活化として期待できます。嗅覚反応分析の普及や活用の拡大は、埋もれている「嗅覚」の力を呼び覚まし、個々の健康状態を把握するとともに、新たなセルフケア向上策を生み出す、一大プロジェクトだと考えています。この点に早くから気づいてAHISを立ち上げられ、これまで推進してこられた「チャレンジ精神」にも敬意を表しています。

今後、嗅覚反応分析士には、さらなるこの分野の可能性を引き出すためにも、カウンセリングについて学んでいただきたいと思います。クライエントが高ストレス下にさらされていようとも、自分自身をコントロールできるようなセルフケア力が高められるよう、カウンセリング力を養い、嗅覚反応分析のさらなる活用につなげていただくことを期待しています。

労働衛生コンサルタントとして、長年メンタルヘルスにかかわってきた私としても、嗅覚反応分析士の可能性と今後の活躍を期待して、講義や相談等関わって参りたいと、わくわくしているところです。

皆様の活躍を祈念して!!どうかこれからもよろしくお願いいたします。

 一般社団法人健康包括支援協会(AHIS)顧問  櫃本真聿

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